
筑前塾塾統、宮瀬昇三師範の武術はどれも長い歴史のあるものですが、
塾統はそれらの歴史や文化面にも着目し、調査や保存を試みておりました。
師は常々、武術の中には全てがあると口にされており、
その武の中には日本の文化を愛する心と武術を通じて人を育てる指導がありました。
武術を通じた伝統文化の継承や保護を目的とした様々な活動
「和楽の結び」「鎮火祭火魔封火打釘」「ウクライナの合唱団との国際文化交流」などの
演武や伝統儀式、交流会、そして史跡調査などの活動を実施してまいりました。
そして今後も継続的に文化保護活動が出来るように、
定期的に鎮火祭の儀式や奉納演武などの活動をしております。
現在は古参の寺坂先生を中心に火打釘保存会、手裏剣研究会などの活動に力を入れています。
色々と書きましたが、興味のある方は言葉よりも
奉納演武への参加や道場の見学で実際に雰囲気を体感していただくのが一番だと思います。